「15ミニッツ」

2001年6月2日
港北で「15ミニッツ」見た。
B級プンプンな映画。
デニーロってどんな映画でもオッケー、どんな役でもオッケー。 井筒カントクが言ってたわよ。たぶんスケジュールが詰まってて、長く撮影つきあえないので、「ワシ、この役でええわ。てゆーか、ここで○○つーのはどう?」と本人が言い出したとか言わないとか。 今回は、「ケープ・フィアー」や「ザ・ファン」ほどではないが、ある意味マニアックな役かも。 「LAコンフィデンシャル」のケビン・スペイシーの現代版つーか、悪徳刑事までは行かないまでもクセのあるキャラで魅せてくれます。 そのデニーロが○○になるまでは、それなりにイイカンジだったのよ。
でも、後半以降はデフォルメきついってゆーか、ますます劇画チックになっちゃって、ラストの「男の哀愁」キメてるときにギャグはさんじゃったり、もームチャクチャ。 B級テイストもあまり楽しめなかったので、「役者を楽しむモード」に切り替えました。 エドワード・バーンズ。凛々しいわ。 「アメリカン・ジゴロ」のころのリチャード・ギア? あるいは、ACミランのレオナルドを彷彿とさせる正統2枚目ぶり。声が高めで線も細いが、アップが似合う顔立ちは良かったわ。 それから、悪役のにいちゃん。まんま「ロバート・カーライル」しちゃってたわ。おいしい役だったので、これから出番増えそう。
視聴率至上主義・金になりゃなんでもやるマス・メディアなんて使い古されたステレオタイプ。 「バックドラフト」のパクリとか、リアルっぽいニューヨークの市街ロケとか、別のところで楽しみましょう。

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