http://www.nhk.or.jp/special/libraly/04/l0004/l0403.html

再放送だったんだけど偶然見てそのまま魅入っちゃった。

家の中に小川が。コイが泳いでいたり、ヨシノボリとおじいちゃんのご対面も。

けっこう演出しすぎな部分もあったけど十分癒されましたよ。

琵琶湖自体は水質悪化したりブラックバス問題などイメージ悪かったけど、まだこんな暮らしが残っていたとは驚きです。

でもフナ・コイ漁の水揚げみたらやっぱりブルーギルがたくさんいた。サギやトンビにあげてたのは微笑ましかったけど、着実に生態系は狂ってるなぁというかんじ。
きのうマリノス惨敗したのでサッカーネタはやめて、トゲトゲしく「砂の器」書きます。

ついにバリバリ回想シーンきました!
てゆか、「村八分」かよ。
前回で「30人殺し」って言われてから、こりゃ大きく出たな〜と思い、実際にあった「津山30人殺し」をネットで調べた。
犯人が、村人を皆殺しにしてから自決する前に姉にしたためた手紙を読んだらすごくやるせなかった。

しかし、今回いわれのない差別を描くのにたった10分足らず。
ホントに「村はっぷん」くらいだった。殺しも3人くらいしかやらないし。ダムの反対・賛成がどうして割れたかもわからない。

その後、延々と逃亡&放浪シーンばかり。 冬はともかく、その他の季節はうっとりするような情景。海見渡す山を歩いてメッチャ気持ちいいじゃん。二人とも全然やせてないし。

今西刑事の語りで、本浦家が代々差別を受けてきたことを匂わせたが、具体的には何も語らず。
テレビという枠の中で、差別や殺人など表現の規制にひっかかることばかりなので出せないのだと思うが、これでは濡れ手で粟、いや、立て板に水、いや、鬼に金棒である。

う〜ん、なんか違うな〜。知ってる人教えてください。

白い巨塔〜最終回

2004年3月19日 TV
きのうの最終回は期待はずれ。

最後まで佐々木家への懺悔の言葉は聞かれなかった。

「自分でもわからない」が正直な気持ちかもしれないが、見てるこっちはカタルシスが無い。

田宮版ではすっかり改心した田宮二郎に思いっきり泣かされたのだが。

死神ゾンビのようだった田宮に比べ、唐沢五郎ちゃんのほっぺたのふくよかなこと。10キロやせたトヨエツのまねをすることはないが、メイクしても末期患者には見えなかったのが拍子抜け。

最後なので<女優総決算>のような見せ方だった。おいしいとこ持っていったのは黒木で、次が若村。水野はちょびっと。矢田は2回も見せ場あったが本が泣かせてくれてないのでイマイチ。かたせはロクなセリフも無し!

佐々木くらのすけ、今回も手術場面でリアクション使われた。次にやる「離婚弁護士」でもレギュラーらしい。はやくブレイクしてくれ。

やはり最後を締めてくれたのはベテランたちでした。ヒューマニスト石坂と、最後まで卑屈にやらしかった伊武のキメ顔、そして泣かせの場面で「毛ぇ〜かて本物やで」とアドリブかます西田。この3人には堪能させてもらいました。
今夜はアテネ予選と砂の器というおいしいネタがあるのだが、サッカーはもう・・。忘れよう。よって、こちらもイマイチだった「砂の器」。

ラス2つ前になっても和賀の過去の解明やらないんですね。少しずつほぐれてはいるが、今夜も原田芳雄は語らず。
若い人は捜査のゆくえも気になるかもしれないが、映画版や佐藤浩市版を見ているオジサンは、和賀の「宿命」がなんだったかを解きほぐす回想シーンがひたすら見たいのだ。

なのに、相変わらずワンパターンな中居君の苦悩する表情ばかり。しかもセリフはかなりイマイチ。和賀が寡黙なキャラでセリフが少ないのが不幸中の幸い。

それを毎回助けているのがベテランたちだが、謙さんと松雪のシーンになるといきおいテンションが上がって画面がしまる。

今夜の松雪は女優魂全開。涙を流すどころか鼻水まで。それをそのまま使うディレクター、NGを申し出ない松雪やマネジャーもエライ!申し訳ないが「少林サッカー」のチャウ・シンチーが「喜劇王」で見せた鼻水パフォーマンスを思い出してしまった。(写真がそれなんです)

マジメな話に戻して、どうやらハンセン氏病にかわる千代吉の過去は「30人殺し」でいくらしい。過去のテレビ版も設定変えて過失殺人とかにしているのだが、どうしても弱い。やっぱこの際30人くらい殺しとかないとインパクトないのかな〜。

真っ先に連想するのが「丑三つの村」や「八つ墓村」で使われた<津山三十人殺し>。そのまんまだね。「村」社会でのおどろおどろしい因習の世界。
ハンセン氏病の差別と偏見も閉鎖的な日本の「村」的風土から生まれたものだから、着眼点は共通するのかも。

結局、涙なみだの回想シーンはラス前と最終回に持ち越されてしまったが、謙さんの独壇場で盛り上げてくれるでしょう。原田芳雄もがんばってね。
きのうの「白い巨塔」。

ラス前でトップギア入れるとこだったはずなのに、前回の盛り上がりと比べるとイマイチだった。

五郎ちゃん、全然病気ぽくないよ。田宮二郎なんか死神みたいな顔色だったのに。もしかして死なずにすんで里見や東と新たに病院作る展開か!?と思ったりしたが、次回予告で布かぶったまま運ばれてた・・。やっぱそこは同じなのね。

それならもっとヤバい顔色にして欲しかったな。生に執着して悩んだりもがいたりが田宮版では痛々しかったのに、今回はあまり脚本が盛り上げてくれない。

そもそもヤマ場なのに、五郎の見せ場よりも石坂や黒木など脇のベテランに頼っているフシがある。しかし、東が手術引き受けるとこ、もっと泣かせられるはずなのに。脚本があっさり過ぎ。
五郎ちゃんは、もっと医者を目指した若い頃の回想シーンや母親とのやりとり出してくれないと、最後の最後で大泣きできないよ。

柳原、さんざんヘタレぶり見せつけたあげくやっと改心したわりにたいした貢献せず。なんだかなぁ。でもメンツは立ったのでさっさと中野美奈子とは別れてください。

僕の好きな佐々木くらのすけが、あまりストーリーに絡んでないのに、前回に続いて今回もよくリアクション表情使われてた。彼は遅かれ早かれブレイクします!

最終回はロングバージョンですね。最後こそ思いっきり泣かせてくださいよ。
3月初旬の某日。

村上社長
「もしもし、大多君か?ワシや又一や、いや村上や。」

大多亮・制作統括
「あ、社長。おはようございます。」

村上
「大多君、君んとこの白い巨塔な、5日の分はどないなっとる?」

大多
「はい、5日放送分でしたらとっくに完パケ入ってますよ。」

村上
「あ〜、そらアカンがな。今すぐ編集やり直してや。
君はウチの「とくダネ!」見とるんか?
なんや、教授から教祖に乗り換えた美人女優や、助教授から代議士に乗り換えたウザイ女優、それからうちのアナウンサー食ったメンズノンノとか言う若いモン、君んとこでつこてるそうやないか。その3人の出番ドーンと増やして欲しいんや。」

大多
「しかし社長・・。今から編集と言われましてもスタジオやスタッフの押さえもありますし、だいいち、今週は若村の出番は無いんです。」

村上
「何をぬるいことゆうてんねんキミは!」
「ええか?先週の数字覚えとるんか?「砂の器」に追い上げられてケツに火ぃ〜ついとるやないか!なんでもええからつなぎ直しせんかい。出番なんかキミが作ったらええがな。前のNGからでもつままんかい!ええな?たのむで!ガチャン。」
  
大多
「ガチャンッ!って自分でゆうてどないすんねん!てゆうか社長いつの間にか関西弁だし。オレまでうつってるし。」   
「まいったな〜、黒木には「アタシの出番少な過ぎよ!」って言われてるし、ジーコはサンバカーニバル行っちゃうし。ブツブツ・・」

きょうの「白い巨塔」は見どころ満載。

前半、すっかりいい人になった石坂浩二で泣かせ。
中盤、料亭シーンでの伊武雅刀のものすごくヤらしいたった一言の生返事で悶絶。
そして後半たたみかけるような裁判シーンで予想外な展開へ。

田宮版の柳原見てるから、まさかここでドーンとくるとは思ってなかったッス。あ〜おもしろかった。
昨夜の「砂の器」。
いよいよクライマックスに近づいてきた。

謙さん、アカデミー前夜の大フィーチャー大会でした。笑うわ、怒るわ、にらむわ、走るわ。

やっぱりハンセン氏病は扱わないんですね。ちょっとネットで調べたら、以前のTV2作も設定変えてあった。<過失殺人>の容疑者とかにするんだろか?恩人を殺して顔潰すほどの理由づけになるのかな。別モノとして見てるつもりでもやっぱ気になる。

つーか回想シーン少なすぎるよ。もうあと3回くらいしか無いんでしょ?最後は謙さんの語りにフラッシュバックして延々とやってくれるんだろうけど、今んとこは動機付けされてないから中居くんに感情移入できないよ。

そういっても音楽盛り上げられるとすぐ泣いちゃうんだけど。

アカデミー授賞式

・ビリー・クリスタルはさすが。

・タキシードは嫌味でイヤ。たしかベン・スティーラー、思いっきりさえないオタカジュアルだったような。

・レニー・ゼルウィガー、また体型変わってた。

・マーシャ・ゲイ・ハーディンも同じく。

・必ずジョーク言わなあかんような空気がコワイ。すべったらかなり重い。

・ピーター・ジャクソンが、昨年「ブッシュよ恥を知れ!」とおっしゃった肥満体な人と兄弟のように見える。デブオタのパワーを思い知らされる。
また石坂浩二の出番増えておいしいとこ持っていった。

いつの間にかベイビーフェイスになってるし。

毎回思うけど、演技やキャラがデフォルメされてるから昼メロとおんなじ感触。もうちょっとクール&リアルに振って欲しい。

どうしてもTBSの「砂の器」と較べてしまうが、ロケ多用してクレーンまで使いスケール感ある映像をつくっているあちらに較べて、スタジオでの室内劇中心のこちらはどうも画が狭苦しい。

構図やライティングも平凡。

人間模様や展開が楽しめるストーリーは別として、映像的には見るべきところがない。

それから財前のキャラにも深みが出ない。

「医者の原点は人の命を救いたいとおもうところ」とか娘が言ってたが、財前についてもそのあたりの動機や立身出世にこだわりハングリーになった理由を回想シーンで説明して欲しい。

今回ようやく彼自身の体調にも変化が見られたので、以降は彼の内面に迫る演出を期待したい。

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