寒い一日だった。最高気温なんて5、6度かもしれない。今夜から明朝は雪だっつーし・・。

てなわけで、一日外に出ず、家でダラダラしてた。ビデオばっか見た。なんか日記より映画批評のページみたい。

「ジターノ」の感想。

どっかの国のヤクザ映画よりつまらんのう・・。
バンドを組んでいたトリオの親友たち。一人は陰謀にかかって殺され、ホアキン様もム所に入るハメに。残る一人は、なぜか金まわりは良くなったが妻に見限られ酒びたりの日々。

ジプシーの掟に従い、復讐を果たすべく2年のおつとめを終えたホアキン様はシャバに出るのだが、家同士の抗争や複雑な人間模様が絡んで・・・。と、ここまでの導入分は、ほとんどがセリフで説明され、陰謀にはめられた時の回想シーンもない。これが大きな欠陥。バンドの演奏してるビデオだけちょこっと映るが、それだけでは感情移入しづらい。

つまり、前段階思いっきり省かれた上にそれぞれのキャラが思い入れたっぷりに濃い演出で絡み合うのでついていけません。

ということで、これはあきらめて、ホアキン様を鑑賞させていただく映画と割り切って見ることにしました。幸いに、映像だけは暗めできれい。そして音楽映画のごとく演奏シーンが盛りだくさんで本物のフラメンコミュージシャンも出てる。これはこれでお得かも。

しかし、肝心のホアキン様、哀愁の横顔アップや「デスペラード」にも負けているセックス・シーンのサービスはいいとしても、受け身でまわりに降りまわされるだけで「ジプシーの生き様」が全然出てこない。文句ついでに、妻のルシア役のネーチャン、巨乳がうれしいだけの「魔性の女」には程遠い大根。ホアキン様をひきたてるにはかなり役者不足でした。

とにかくホアキン様の凛々しさは味わえたので自作に期待。それから、サントラ盤は豪華なメンツで私の愛聴盤となっております。映画にも出てたギタリスト・トマティートや、ロメロ役のアントニオ・カルモーナの美声など盛りだくさんです。

話かわって、うちのマンションもやっと光ケーブルが敷設されそうだ。3月くらいにはブロードバンド化が実現されるとか。遅いよなー。それまでは中途半端でADSLもできないよー。


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