「スピリット」

2003年5月17日
「シュレック」に続くドリームワークスのアニメは、お馬さん物語。主人公にセリフは無く「ヒヒーン」ばかりでたまにナレーションが入るという大人向け本格派。と思って見ていたが、ちょっと中途半端なスタンス。

野生馬なので結局は自由奔放に野を駆けめぐるのがイイに決まってるのだが、ストーリーの中心は、自然を破壊し馬を家畜として調教しようとする人間(例えそれがネイティブ・インディアンであっても)との心の交流だったりする。ちょっと矛盾してないか?

セリフが無い分を派手な音楽やブライアン・アダムスの歌で補っているが、これが好きではなかった。白人のアメリカン・ロックってカッコ悪いんだもん。

「シュレック」のような派手さのない水彩画のような風景のCGはいいかんじ。アクション場面の、アニメならではのダイナミックなカメラアングルも良かった。しかし、お馬さんの顔にマユゲがついてるのはいかがなものか?  

邦題のサブタイトル「きれいな涙」ってなんじゃ?宣伝に子馬の画を使うし・・。ちょっとサギだ。

(☆3つ)

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