「イノセンス」

2004年3月7日 映画
素子との再会にキュンとなるが、田中敦子は耳タコなのでちょっとなんだかなぁ。

すごいCGと大げさコーラスのとこ浮いてる。背景はときどきアバロン。

セクサロイドのこともちっと掘り下げて欲しかった。興行上の制約もあるだろうけど、ガイノイドのせつなさ引き出すにはそこかなと。

バトーをはじめとしてハードボイルド風な語り口が時代錯誤というかオタク丸出しというかきしょい。いまだに「男らしさ幻想」引きずっている。犬や人形を引き立たせる効果はあったにせよ、ストイックを気取ってるのにベラベラしゃべるのはヘン。性を超越した突き進むキャラの素子に比べて、バトーは良くも悪くも後ろ向きでアナログ。なんだかんだ能書き言っててもウブ&ラブラブなのだ。

中盤でものすごい引用地獄にさらされる。オレの頭ではムリ! 睡魔きた。

とりあえずありがちですが、こっちも引用で感想を。

「第一、精神というものはいったいどこにあるのだろう。」
(江國香織)

「お茶はね、まず「形」なのよ。先に「形」を作っておいて、その入れ物に後から「心」をいれるの。」
(森下典子)

「肝心なものは目に見えないんだよ。」
(サンテグジュベリ)

「人間は痕跡をつけずに生きてゆくことはできない。」
(宮部みゆき)

「恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です。」
(スタンダール)

「つまらん。お前のゆうことはつまらん!」
(大滝秀治)

「バカヤロー!!」
(吉田茂)

「ここでコマーシャルで〜す」
(タモリ)

「クゥ〜ン」
(ガブ)

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